夫婦の証でもある結婚指輪。変色やアレルギーが出にくいプラチナやゴールドといった素材が一般的ですが、純度の高いプラチナやゴールドは素材が柔らかく曲がりやすいってご存じですか?
結婚指輪が曲がる理由とは
結婚指輪で一般的に使われるプラチナやゴールドは、粘度が高く柔らかい素材の為ジュエリーに加工しやすいと言われています。逆に言えば、強度があって硬い素材という訳ではないので重い荷物を持ったり、ハンドルをぎゅっと握りこんだタイミングでも指の隙間の形に合わせて楕円に変形してしまうケースが多いのです。
変形した指輪は抜けなくなったり、ダイヤの爪が浮いて石ドレの原因にも繋がってしまいます。
曲がりにくい結婚指輪の選び方
①サイズをぴったりめに測る
指輪は真円なので、指にはめたときの隙間に合わせて楕円に変形します。サイズにゆとりがあり過ぎると隙間も大きくなり変形するリスクも上がるので可能な限りはジャストサイズで測る方が変形のリスクを抑えられます。
②細い指輪を避ける
細身で華奢な指輪は指がすっきり見えるので女性人気が高いですが、細い指輪であればあるほど耐久性は下がります。一生モノなので、デザインはもちろんですがある程度の太さや厚みのある結婚指輪を選ぶ方が長く安心してお使い頂けます。
③鍛造(たんぞう)製法の結婚指輪を選ぶ
結婚指輪の作りは主に『鍛造(たんぞう)製法』と『鋳造(ちゅうぞう)製法』に分けられます。一般的には鋳造製法がメインで溶かした金属を型に流し込んで製作します。
大量生産が可能で作れるデザインの幅も広いのが特徴ですが、金属を流し込むだけなので気泡や水分が一部含まれてしまいます。
対して鍛造製法は、地金を圧縮してから型にくり抜く製法です。金属の中の空気が抜けてより密度が高い金属に仕上がるため、滑らかな着け心地と耐久性の高さが特徴です。
指輪の作りで変わる強度の違い
結婚指輪の強度は「ビッカース硬度(Hv)」で表されます。ビッカース硬度とは「硬さ」の尺度の一つで、ダイヤモンドでできた圧子を押し込み、その際に出来るくぼみの面積の大小で判断されます。
鋳造製法 | Hv70~100 |
鍛造製法 | Hv180~ |
上記の表はプラチナの素材で作りのみを変えたときの一般的な数値です。ブランドや純度・その他の素材の配合により多少の前後はありますが、鋳造製法と鍛造製法では表面硬度に2~3倍の差があることが分かります。
鍛造製法は曲がりにくく、表面のキズも付きにくいことが特徴です。
鍛造製法の結婚指輪について
いかがでしたか?
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