5月は暦の上で夏を迎える季節ですが、真夏のような暑さもなく、「五月晴れ」という言葉があるように、澄み渡った青空が広がる気候の良い時期です。そんな5月は、結婚式や披露宴でも人気のシーズンです。ふたりにとって大切な記念日になる結婚式や披露宴、プロポーズ、両家の顔合わせ、入籍、引越しなど、大切な想い出となる日は縁起のいい日にしたいですよね。大事なイベントを成功させたい人に必見の結婚にまつわる行事の日取りを決めるときに参考にしたい2024年5月の縁起がいい日、入籍におすすめの日をお届けします。
入籍日ってみんなどうやって決めてるの?
付き合った記念日や出合った記念日などの「記念日」、お日柄の良い日(六曜等)や語呂合わせの良い日、誕生日、結婚式の日、毎年固定で祝日の日等、いろいろな決め方がありますが、ふたりが何を重視するかが大切になってきます。なかには、記念日やイベント、お祝い事がないタイミングにあえて入籍することで特別な日を増やす方もいらっしゃいます。
六曜ってなに? 大安、友引など縁起がいい順番にご紹介
元々は中国で生まれ、日本では占いや曜日のような感覚で使用されていましたが、現在では先勝、友引、先負、仏滅、大安、赤口の6つからなり、それぞれに意味があります。
大安(たいあん)
「大いに安し」の意味で、この日は1日を通し万事において良い運勢を期待でき、六曜の中で最も吉日とされています。入籍や結婚式、結納などおめでたい行事の日取りとして最も人気があります。
友引(ともびき)
元々は「共に引き分け」、つまり勝負がつかない日であるとされていました。「それが転じて現在では「友を引く」という意味で捉えられるようになっています。六曜で2番目に縁起がいい日です。現在は「友引」と書くため「友を幸せに引き込む」として、結婚式や入籍など、おめでたい行事は歓迎される日で、大安に続いて選ばれやすいのもポイントです。
午前中や夜は吉ですが、「丑の刻」である11時から13時は凶とされているため、その時間帯を避けて結婚式などを執り行うケースもよく見られます。
先勝(せんしょう/さきがち/せんがち):先手必勝を意味する午前がラッキーな日
「先んずれば即ち勝つ」という意味を持ち、何事も早めに行動するのが吉とされています。時間帯では午前中が「吉」、午後が「凶」です。
なお、六曜において午前中は14時までとされているため、先勝は14時以降18時までは運勢の良くない時間帯となります。
先負(せんぶ/せんまけ/さきまけ)
先勝と対になる先負は、何事も急がず控えめにするのがいいとされています。時間帯では午前が「凶」、午後が「吉」です。
午後以降は凶から吉に転じるため、どうしても何かこの日にすべきことがある場合は、14時以降にできるかどうかをあらかじめ検討するとよいでしょう。
赤口(しゃっこう/しゃっく)
別名「赤舌日(しやくぜつにち)」と呼ばれるのは、陰陽道での「赤口神」のもとにいる八鬼の鬼神「赤舌神」に由来しています。赤舌神は、人々や生き物を苦しめる極悪の神とされていることから、お祝い事などは避けた方が無難でしょう。
しかし、丑の刻(11時から13時)にあたる時間帯は吉となります。この日に何かすべきことがある場合、この時間帯に済ませておくと安心です。
仏滅(ぶつめつ)
「仏も滅するような最大の凶日」もしくは「物滅」と書いて「ものを失う」ともいわれる、六曜のなかで最も凶の日です。大安とは正反対に何事も慎むべき日とされています。
ただ、最近は「滅びることで新たなスタートを切れる」といったポジティブな考え方を基に、あえて仏滅の日にお祝い事をする人もいます。
人々の価値観が多様化している現代では、六曜の捉え方もさまざまであると考えられます。
縁起の良い2024年5月の大安はこの5日
5月5日(日・祝)
5月9日(木)
5月15日(水)
5月21日(火)
5月27日(月)
日本での開運日、縁起の良いとされている日をご紹介
日本の暦には一粒万倍日をはじめ、「物事を始めると良い」とされる吉日が幾つかあります。ここでは、縁起の良いとされている吉日の意味や、その日にやってよいこと、悪いことなどご紹介します。
「一粒の籾(もみ)が万倍にも実り、立派な稲穂になる」という意味があります。そのため、一粒万倍日は、何事を始めるにも良い日とされています。お金を増やしたい方や、会社や事業を大きく発展させたい方、幸せな結婚生活を長く続かせたい方などに、選ばれている吉日です。
一粒万倍日は、月に4~6日ほどあるので、日々の生活に取り入れやすいところも嬉しいですね。
天赦日は、日本の暦の上で最高の吉日と言われています。すべての神様が天に昇り、天が万物の罪を赦(ゆる)す日とされ、この日に始めたことはすべて成功すると言われています。
天赦日は、年に5~6回ほどあり、特に一粒万倍日と重なる日は最強・最高の開運日と言われています。
「天の恩恵を受ける日」とされる天恩日は、婚礼や慶事を行うとよいとされていることで有名です。天恩日は常に5日間連続して訪れるため、吉日が続く特別な期間といえるでしょう。
また、天恩日は天赦日と重なるとよい効果がさらに増大するといわれています。
”神様のご神徳を授かる日”とされており、昔のカレンダーに「神よし」と記載されていた吉日になります。そのため神社や祖霊を祀ることが吉とされており、日本で行われている神仏習合において大切な暦注とされています。
お寺や神社で式を挙げたいと検討している人たちに特におすすめの日です。
大明日(だいみょうにち)
天地の隅々まで太陽が照らしてくれる日という意味の吉日です。万事に大吉ですが、特に未来につながることや、移動に関することを行うのにいい日だとされています。
新居への引越しや入居日にもおすすめです。
「母が子を育てるように、天が万物を慈しみ育てる日」を意味し、 何事をするにも良いとされる吉日です。この「母が子を育てるように」という意味合いから、特に入籍や結婚式などに適していると言われています。
2024年5月の入籍におすすめの日 Best3
1位…5月30日(木)
友引、天赦日、神吉日
2位…5月15日(水)
大安、大明日、一粒万倍日、神吉日、天恩日、母倉日
3位…5月18日(土)
友引、大明日、神吉日、天恩日
2024年の5月は例年に比べ、入籍日におすすめの吉日がやや少なめ。
ただ、赤口の日は午前11時~午後1時までが吉時とされるため、凶日が重なっていない6日・10日・16日・22日・28日は時間帯にさえ注意すればOKです。
入籍日に必要な結婚指輪も忘れずに!!
入籍日に結婚指輪っているの?と思っている方も少なくありませんが、ふたりのこれからも大切な記念日になる入籍日。二人の新たな人生のはじまりの日となる特別な1日は写真としてこれからも一生残っていきます。せっかく結婚指輪を用意するからこそ、入籍日に合わせて用意する方がほとんどです。結婚指輪は購入後すぐに持ち帰れるお店は少なく、基本的に1から作成するお店がほとんどです。基本的に1ヶ月半~2か月程の時間を要するので、早めに準備しておきましょう。
入籍日が決まればハピ婚で式場相談
2024年の3月の縁起の良い日を確認した後は結婚式場探し!現役のプランナーがお二人のご要望にあった国内の結婚式場はもちろん、海外の式場、フォトウェディング、プロポーズ相談までいろいろご紹介いたします☆「ハピ婚」では仲介手数料なども一切かからずお得に式場選びが可能!是非お気軽にスタッフにお問い合わせください!
関連記事