耐久性と着け心地の良い結婚指輪とは?
結婚指輪は普段着けたままで生活される方がほとんどなのですが、意外と耐久性が弱いため少し重い荷物を持ち上げたり、瞬発的な力が指輪に加わってしまうと楕円形に変形してしまう恐れがあります。そうなってしまうと指に違和感を感じたり、女性様の指輪の場合留まっているダイヤが落ちてしまいます。また、耐久性(強度が弱く)なると購入してからもアフターメンテナンスで費用が掛かってしまいます。そういった心配のない指輪は、【鍛造製法】と呼ばれる製法で結婚指輪を作っています。
鍛造製法(たんぞうせいほう)とは?
鍛造製法の中にも2つの製造方法があります。
1.伝統的な鍛造製法
金属の塊を叩いたり、伸ばしたりして棒状にしたものを曲げて指輪を作る鍛造方法です。熱して柔らかくした金属が鍛えられ、引き締められながら徐々に成形されていきます。
この鍛造製法は多くの手間と職人の経験や技量が必要とされる方法です。この技法は刀づくりなどにも用いられる長い歴史を持つ伝統的な技法です。
2.プレス・削りだしによる鍛造製法
金属をプレス機にかけて高圧で圧縮し、塊にしたものを機械で丸く打ち抜いたり、切削機で削り出したりして指輪を作る方法も鍛造製法です。第一次世界大戦のときにドイツで出来た技法です。戦地に向かう軍人さんたちが祖国に残す愛する人と同じ指輪を着けていける耐久性を持った鉄の指輪を作ったことがきっかけの技法です。この技法は自動車などの機械部品を作る工程を応用して制作される場合もあります。
今日、結婚指輪にはこの「2」の製法が主に使われています。
鍛造作りのリングは密度が高く、気泡が残らないためかなり強度の良い指輪を作ることができます。
鋳造の指輪との強度を比べると、2~4倍といわれています。
ただ、職人の手でひとつひとつ作り上げていくため複雑なデザインを作るのは難しく、製作に時間がかかるのも事実です。
人気の鍛造製法ブランド3選
FISCHER(フィッシャー)
FISCHER【フィッシャー】は映画「ロードオブザリング」にも使われた、歴史を超えて受け継がれるマイスターの伝統技術と、最先端の技術の融合から生み出されるトゥルーリングを作り出しています。 長年の経験で培ってきた歴史的伝統技術(鍛造製法)と最先端のテクノロジーの融合が、フィッシャーの魅力的で質の高いモノづくりに活かされています。 世界中のお客様に愛されるよう魅力的なデザインは元より、質の良い商品を作るのはもちろんのこと、誠意ある対応を心がけ、日々努力しています。 フィッシャーのウェディングリングであなたの素晴らしい人生の1ページをスタートしてください。
Pilot bridal (パイロットブライダル)
何年経ってもご購入時の輝きを保てるように。万年筆づくりで培われたメーカーならではの高い技術力から生まれた高品質のメイドインジャパンブランド『Pilot Bridal(パイロットブライダル)』。100年以上に渡り精度の高い国産万年筆を製造し続けてきた老舗メーカー・PILOT(パイロット)が、世界に誇る技術力を結集して創り上げたブライダルジュエリーブランドです。全て純度99.9パーセントのPt999(ウルトラハードプラチナ)を使用した鍛造製法で作られています。
IDEAL Plus fort (アイデアルプリュフォール)
究極に美しいダイヤモンドである【IDEAL(アイデアル)ダイヤモンド】を使用して婚約指輪を作る際、最もあってならなことは『石落ち』です。この『石落ち』というアクシデントは基本的に【変形】が原因となり発生します。このアクシデントを回避すべく、“変形しない婚約指輪”という理想を叶えるためにプリュフォールシリーズは作られています。
この他にも様々な結婚指輪を取り揃えております。鍛造製法の結婚指輪は、強度だけでなく着け心地が良いのも特徴です。是非店頭にて最高の着け心地を体感してください!