プリュフォールシリーズ
~ 理想を現実にした3つの要因 ~
1.鍛造製法
石落ちのない究極の指輪を作る上で非常に大事なことは『製法』にあります。指輪の製法には大きく分けると【鍛造製法】【鋳造製法】の2種類があります。鍛造製法とはその名の通り“鍛えて造る製法”で使用する金属に圧力を加えて圧縮し、鍛えながら指輪を作製します。金属の塊に叩いたり、ローラーで機械的に圧力を加えることで金属を安定させることが出来ます。
●プレス、削り出しによる鍛造製法
プリュフォールシリーズの鍛造製法は、プレス、削り出しによる鍛造製法の方法を利用しています。金属をプレス機にかけて高圧で圧縮。塊にしたものを機械で丸く打ち抜いたり、切削機で削りだすことで指輪を作る方法も鍛造製法の1つです。第一次世界大戦の際にドイツで初めて指輪に使われた技法で、戦地に向かう軍人たちが祖国に残す愛する人と同じ指輪を身に着けられる耐久性を持った鉄の指輪を作ったことがきっかけとなり誕生した技法です。この技法は自動車などの機会部品を作る工程を応用して作製される場合もあります。
2.圧着
圧着とは、真空の中で高温高圧を加えて金属同士を接着させる技法です。真空の中で高温高圧を金属にかけることにより、質量の高い金属が質量の低い金属を侵食するという性質を利用して接着させます。金属同士が絡み合うようなイメージで接着させているので、接点で割れる事がないという利点があります。
金属同士を接着させることは他にも【ロウ付け】と呼ばれるものがあります。ロウ付けとは、金属と金属の隙間に「金ロウ」「銀ロウ」という素材が流し込むことで接着させる技法です。
一般的にこのロウ付けで接着させることが多いですが、ロウ付けされた部分が少し脆く割れやすいといったデメリットが発生します。今回のプリュフォールシリーズは、デメリットの少ない【圧着】という技法を用いて作ることにより、耐久性の良い婚約指輪を作る事が出来ています。ただ、非常に高い技術が必要なので従来の婚約指輪では基本的に使われることのなかった技法です。
金属同士を接着させることは他にも【ロウ付け】と呼ばれるものがあります。ロウ付けとは、金属と金属の隙間に「金ロウ」「銀ロウ」という素材が流し込むことで接着させる技法です。
一般的にこのロウ付けで接着させることが多いですが、ロウ付けされた部分が少し脆く割れやすいといったデメリットが発生します。今回のプリュフォールシリーズは、デメリットの少ない【圧着】という技法を用いて作ることにより、耐久性の良い婚約指輪を作る事が出来ています。ただ、非常に高い技術が必要なので従来の婚約指輪では基本的に使われることのなかった技法です。
3.高度な空間設計
プリュフォールシリーズのエンゲージリングを作る上で最も大事なポイントは【高度な空間設計技術】にあります。
今までの掘削技術でもALL鍛造製法の婚約指輪を作ることは技術上可能で、鍛造で圧縮された金属の塊を削り込めば、鍛造の婚約指輪は製作できます。ただし、金属の塊から削り出すということは、価格は金属の塊分必要となり、婚約指輪は石座がある分非常に厚みのある塊が必要となります。その為ALL鍛造製法で作製すると、とてつもなく価格の高い婚約指輪となるため、ALL鍛造製法の婚約指輪が世に出回ることはありませんでした。
今までの掘削技術でもALL鍛造製法の婚約指輪を作ることは技術上可能で、鍛造で圧縮された金属の塊を削り込めば、鍛造の婚約指輪は製作できます。ただし、金属の塊から削り出すということは、価格は金属の塊分必要となり、婚約指輪は石座がある分非常に厚みのある塊が必要となります。その為ALL鍛造製法で作製すると、とてつもなく価格の高い婚約指輪となるため、ALL鍛造製法の婚約指輪が世に出回ることはありませんでした。
プリュフォールシリーズの婚約指輪は東京大学卒業の空間設計者により、鍛造で圧着の婚約指輪を作る上で一番最適な婚約指輪の設計を行っています。圧着というものは、金属の面と面でしか可能にならない技術で、石座に杭を作り、指輪に差し込み、そこに圧着を行ってもしっかりと接着することはありません。ALL鍛造製法の婚約指輪は、鍛造で何個にも分けられたパーツにいかに面を作るのか、そして複雑なパーツを順番通りに圧着していくのかが非常に大切なポイントとなります。こうしたポイントを押さえることで、初めて無駄な素材を減らして作ることができ、現実的な価格のALL鍛造製法の婚約指輪を作ることに成功しました。この技術は、日本でも今のところプリュフォールシリーズの指輪を作っている工房でしかできない技術です。
プリュフォールシリーズは、鍛造製法・圧着・高度な空間設計技術の3つの技術が組み合わさることで初めて作製することができる『理想を実現したブランド』です。