みなさんは結婚指輪を選ぶ上で何を重視して選ばれますか?おそらく大半の方が「デザイン」を重視して選ばれます。もちろんデザインが好みなのは大前提ですが、ほとんどの結婚指輪は2~3㎜でデザインに重きを置いて指輪探しても、デザインが似てきて決めれない…という方も少なくありません。そこで、デザイン意外に何を重視すればいいのかということなんですが、それはデザインとは違い、目には見えない「強度」、品質なんです。実は結婚指輪の変形のリスクは日常にたくさん潜んでいます。生涯身につける結婚指輪、少しでも長く綺麗な状態で着けて頂きたいので、今回は強度に優れた鍛造製法の結婚指輪をgardenがご紹介いたします。
鍛造製法(たんぞうせいほう)とは?
指輪のつくり方には鋳造製法(ちゅうぞうせいほう)と鍛造製法があります。ほとんどの指輪が鋳造製法でつくられており、指輪のの型に金属を溶かし流し入れ固めてつくります。そのため大量生産ができ、ウェーブのデザインや繊細なデザインが豊富につくれるのがこの鋳造製法です。ただ、金属を溶かして固める過程でどうしても指輪の中にたくさん空気が入ってしまいます。長年身に着けていく上でその気泡部分が変形のリスクへと繋がります。一方の鍛造製法は指輪の型がなく、ローラーで金属の板を圧縮したり叩いて伸ばし、小さな指輪をくり抜いて遠心力で広げてつくるので、指輪の内外両方から圧縮されるため、鋳造製法に比べると指輪の密度がかなり高くなり、指輪の中の空気はほぼゼロに等しいと言えます。鍛造製法は強度に優れているためあまりウェーブのデザインは得意ではありませんが、鍛造製法でもウェーブのデザインを可能にしたブランドもございます。
IDEAL Plusfort(アイデアルプリュフォール)|ウェーブが豊富な鍛造ブランド
空間設計に秀でた技術者により可能にした、ウェーブデザインが豊富な鍛造製法ブランド。リングによりつくり方を変えています。ストレートとシンプルなウェーブのリングは、一般的な圧縮・切削による鍛造製法。2色や切削では難しいデザインのリングは、パーツごとに圧縮・切削をしたのち、圧着という工程で製作していきます。圧着というものは、金属の面と面でしか可能にならない技術で、何個にも分けて作られた鍛造のパーツをいかに面を作るのか、そして、複雑なパーツを順番通りに圧着していくのかが非常に大切なポイントとなります。こうしたポイントをしっかりとおさえることで、初めて無駄な素材を減らして作ることができ、現実的で良心的な価格で結婚指輪を作ることに成功しました。この技術は、日本でも今のところプリュフォールシリーズを作っている工房でしかできない技術です。
Pilot Bridal(パイロットブライダル)|有名文房具メーカーの国内製鍛造ブランド
何年経ってもご購入時の輝きを保てるように。万年筆づくりで培われたメーカーならではの高い技術力から生まれた高品質のメイドインジャパンブランド『Pilot Bridal(パイロットブライダル)』。
100年以上に渡り精度の高い国産万年筆を製造し続けてきた老舗メーカー・PILOT(パイロット)が、世界に誇る技術力を結集して創り上げたブライダルジュエリーブランドです。高度な貴金属加工技術をもつ、熟練の技術者によってつくられたリングは、長年着用しても美しさが保たれ、変わらぬ輝きでふたりを祝福してくれます。
Pilot Bridal(パイロットブライダル)の結婚指輪は全て純度99.9パーセントのPt999(ウルトラハードプラチナ)を使用した鍛造製法で作られています。
ROSETTE/SP(ロゼットエスピー)|ハイブランドのデザイナーが手掛ける鍛造ブランド
SPとは”Supreme”(至上の、最高の)そして”Special Platinum”(特別なプラチナ)”Special Pair”(特別な二人)の頭文字を意味します。Pt999という特別な素材を使ったリングにふさわしく”最高のプラチナ”を”最高の二人”が恋愛の”最後”を飾るというドラマティックな意味を込めたネーミングです。”他のリングとはちょっと違う”という特別感を良い意味の”自負心”に変えたイメージ。
daysやlifeの穏やかで優しいニュアンスとは違い、結婚を一つのステップにしてポジティブに人生を切り開こうとする。前向きなカップルをイメージしています。
鍛造製法の指輪を選ぶならgarden梅田