皆様こんにちは!今回は着け心地No.1!ドイツブランドの結婚指輪【FISCHER】についてご紹介致します。FISCHERの指輪には様々なこだわりが詰まっていて、結婚指輪を買う予定の方には大変お勧めのブランドです。
源にあるのはドイツのマイスター精神
FISCHERを語る上で外せないのが『マイスター』の存在です。『マイスター』というのは、日本で例えるならば職人の「親方」にあたる存在です。マイスターになるためには専門学校に通いながらマイスターに付いて見習いとして修行し、一定期間職人として働いた上でマイスターに認められれば試験を受けるための推薦状をもらえます。そして試験を受けるのですが、その試験も人生のうち2回しか受けることができず、その試験に通ったものだけが『マイスター』の称号を名乗ることができます。手工業における専門技術職の最高位として与えられる称号が『マイスター』です。大変厳しい道のりを乗り越えた職人たちが作るからこそ「FISCHER」は世界最高レベルの品質の指輪を作ることができます。
鍛造製法へのこだわり
「鍛造製法」とは金属の塊を叩いたり伸ばしたりして『鍛えて造る』製法です。金属が鍛えられる事で引き締まり「加工硬化」と呼ばれる金属組織の変形が起きる事で密度が高く強い金属になります。ドイツでは第一次世界大戦のときに出来た技法です。戦地に向かう軍人さんたちが祖国に残す愛する人と同じ指輪を着けていける耐久性を持った鉄の指輪を作ったことがきっかけの技法です。FISCHERにおいては、ドイツの厳しい金属基準をクリアした素材を使用し、独自に調合した地金を用いて金属のバーを製作します。その金属のバーをプレス機にかけて1/4の大きさになるまで圧縮し、地金の密度を高め硬度を上げます。そして圧縮した金属バーをプレス機で抜きリングの素となる「Oリング」を製作します。Oリングを内側から圧力をかけて成形できる形状に加工した後、切削機で基本制作形状に削ります。手間と職人の経験や技量が必要とされる方法です。
手作業へのこだわり
鍛造製法のメーカーはそれぞれ得意としている部分をもっていますが、「FISCHER」においては石留め・表面加工(マット)といった職人の手作業の部分で他のメーカーの追随を許しません。他のメーカーは工業用のネジなどの部品メーカーが始まりのところが多かったりしますが、「FISCHER」はドイツメーカーでは珍しく宝飾の石留め職人が立ち上げたメーカーです。そのため、他メーカーでは表現できないようなマット加工ができたりします。そのマット加工も職人による手作業ですが、職人が変わるとマットの雰囲気が変わるといったこともなく、どの職人でもほぼ同じマットで仕上げてきます。石留めも『マイクロセッティング』で全部のダイヤモンドを留めていきます。『マイクロセッティング』とはスコープで覗きながら石留めをすること。非常に熟練した職人でなければできない作業です。そのため、FISCHERの指輪は納品後の石取れのクレームも異常なほど少なく、安心してお客様にお勧めすることができるのです。
FISCHERのアイテムを一部ご紹介