公開日: 2021/03/29
1919年から続くドイツのブライダルジュエリーの名門工房『FISCHER:フィッシャー』 ドイツの南部にあるフォルツハイムという町で工房を構え、世界最高水準の技術と最新鋭の機械を駆使して鍛造製法にて結婚指輪・婚約指輪を作られています。 FISCHERの結婚指輪は、高度な加工技術と“マイスター”の手技の融合によって生み出されます。手仕事の高い分野で高い技術とセンスを有する者だけに与えられる国家資格の【マイスター】の称号は、ドイツのモノづくりを語る上で欠かすことができません。さらに、FISCHERのマリッジリングには、マイスターの中でも20年以上ジュエリーの製作に携わった熟練者に与えられる“ゴールドマイスター”が、お二人の結婚指輪を仕上げるために関わっています。
『鋳造製法』では大量生産ができ、コストも低く抑えることができるので、現在のジュエリーは多くがこの製法で作られています。 硬くて扱いにくい金属そのものを加工するのは大変で、複雑で繊細なデザインを作るのは難しい部分がありますが、鋳造法ではコンピューターなどで立体的にモデルを作ることもできるため、複雑で繊細なデザインが簡単に実現できるのが最大の魅力といえます。 金属を流し込むため、デザインの実現性も高いです。 デメリットしては金属を流し込むため、仕上がりが柔らかく、鍛造に比べると耐久性が劣ることが挙げられます。これは金属を鋳型に流し込む際に、気泡が発生したり、金属の密度にむらができてしまったりすることに起因します。
『鍛造製法』とは、金属に圧力を加えて密度を高めることによって強度を高めて作る製法です。 金属が鍛えられ、引き締まるので、密度が高く強度が高いリングとなります。また、鋳造リングに比べると変形もしにくいと言えます。 表面硬度が高いので、研磨したときにより輝きが増すのも大きな魅力です。 ただ、あえて金属負荷かけて強度を出していくため、ウェーブやV字といった動きのあるデザインは難しく、どうしてもシンプルなリングが多くなります。また、職人が手間暇を掛けて作り上げるため、注文してから手に入るまでも時間がかかることが多いです。
日本から注文が届くと、まずお二人様のためにお選びいただいた結婚指輪が、どのようなデザインでサイズが何号なのかなどのカルテ作りから始まります。
FISCHERは自社で純金・純プラチナから18金・14金・9金・Pt950・Pt600などの生成をしています。
200t以上の力をプレス機にて地金をプレスします。圧力を加えて金属の密度を高めて、ドイツリングならではの耐久性を作り出します。
圧縮した地金を60tのプレス機でくり抜きます。くり抜いた地金の輪っかを内側から圧力をかけて伸ばす『圧延』という作業もしていきます。
マイスターの手により、リング状に成形していきます。
異なった素材の金属を機械の中に入れ、真空状態の中で高温・高圧を加えて一体化させます。
成形されたリングをさらに、最新の機械『CNC』で1/100mm単位までお客様の希望の形まで削り込みます。
マイスターが丁寧にハンドメイドでダイヤモンドを留めていきます。フィッシャーは丁寧に留めれるようにスコープ覗きながら石留めをする『マイクロセッティング』で石留めをしています。
FISCHERでは、刻印をすべてレーザーで刻印していきます。書体も10所帯の中から選べます。ちなみに、レーザー刻印の技術が世界でもトップクラスで映画の『ロードオブザリング』の指輪を製作した実績があります。
阪急線梅田駅 茶屋町出口 徒歩3分 地下鉄御堂筋線梅田駅 徒歩5分 JR大阪駅 徒歩8分