指輪の強度は製造方法でなにが変わる？鋳造製法と鍛造製法のメリットデメリットとは…。

早速ですが、鋳造製法（ちゅうぞう）と鍛造製法（たんぞう）という製造方法は聞いたことはありますでしょうか。
gardenでは70ブランド以上取り揃えておりますが、鋳造製法がほとんどです。鍛造製法は少数のブランドでしか行っていない製造方法なんです。
今回はデザインやご予算に加えて指輪の強度にも目を向けていただきたいと思い、鋳造製法と鍛造製法の違いをご紹介したいと思います！

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鋳造製法とは…。

鋳造製法というのは、指輪のデザインを金属とは違う素材で成形し、型どりをしてその中に金属の液体を流し込みます。ほとんどのブランドが鋳造製法で指輪を製作するのは、V字やS字といった曲線のデザインが製作できるからです。少しでも曲線があることで指がきれいに長く見えたり、華やかなデザインができるのでデザインの幅が広がります。そして、リングが細く、華奢なデザインが好みという方が多いというところも理由の一つだと思います。ですが、鋳造製法だと、製造上肉眼では見えない小さな小さな気泡が出来てしまいます。この気泡が入ることで細身で華奢な指輪は、重たい荷物を持った時などに指輪が変形してしまいます。指輪が変形するとダイヤが留められていると取れてしまうこともあります。なので、細身で華奢なデザインがお好みの方は、重たい荷物を運ぶ際は気を付けていただきたいです。gardenで取り扱っている鋳造製法で製作している人気のブランドをご紹介致します♪

LAPAGE　（ラパージュ）
garden心斎橋では、クラシックシリーズとフルールシリーズを扱っております。クラシックシリーズは、パリの建造物をモチーフにしていてどの角度から見ても美しいデザインばかりです。フルールシリーズは、植物をモチーフにしていて特に曲線が多いのが特徴です。デザインによって素材を2種類使用することで色味にバリエーションが出るので、あまりデザインが被りたくないという方にオススメです♪
クラシックシリーズとフルールシリーズは、どちらも曲線のデザインが多く、指輪の幅も細身で華奢なものが多いです。デザインを重視される方や細身で華奢なデザインが気になっている方は、重たい荷物を持つなど指輪に負荷がかかることは避けていただければと思います。

 

 

鍛造製法とは…。

鍛造製法というのは、金属を溶かした塊を何トンという圧力をかけて中に入った空気を抜きながら伸ばしていきます。（圧力のかけ方はメーカーにより異なります）空気がなくなると密度が高くなり、使用する金属量も多くなるので強度のある指輪が出来上がります。ですが、鍛造製法はとても硬く変形しにくいのですが、V字やS字といった曲線はとても難しくなり、鋳造製法に比べると指輪の幅は太くなります。最近では、婚約指輪を細身で華奢なデザインを選び、結婚指輪は毎日身に着けるのでデザインはシンプルに、強度を重視して鍛造製法を選ばれる方が増えてきています。鍛造製法で結婚指輪にオススメのブランドをご紹介致します。