みなさま、ダイヤモンドの品質がどの基準で測定されているかご存知ですか?ほとんども方は婚約指輪を探すときにしか耳にしないと思いますが、4Cと総称される4つの測定項目で評価されています。その4Cに加えて近年では「輝き」の品質もダイヤモンドを選ぶ重要な品質になっております。今日はその輝きの品質についてご紹介いたします。
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ダイヤモンドの輝きの品質とは
ダイヤモンドの輝きは、ダイヤモンド上部から入射した光が内部反射して再度、上部に返ることによって発生します。 輝きに大きく影響する要素はプロポーション(カット)ですが、そのダイヤモンドが元々もつ性質、内包物の大きさや種類、その位置(クラリティ)によっても左右されます。また、ダイヤモンドがもともと持つ色味(カラー)によって反射光の見え方に影響を及ぼします。 下記画像でもダイヤモンドの輝きは4Cグレードだけでは判断できないことが容易にご理解いただけると思います。
ダイヤモンドの輝きの測定は「サリネ・テクノロジー社」というイスラエルに本社を持つ世界的企業で、ダイヤモンド関連ハイテク機材を開発製造している同分野でのリーダー企業が開発したダイヤモンドの輝き測定器にて計測されます。サリネライトは、ダイヤモンドの輝きを正確に、そして総合的に判断する唯一のシステムとして、ダイヤモンドの美しさの確信を提供します。 サリネライトによるダイヤモンドの輝き測定の理論は、サリネ社の公式論文として英国宝石学協会Gem-Aの機関紙にて発表されており、理論的に正しいことが証明されています。
サリネライト(Sarine Light™)の輝きの評価基準
サリネ・ライト™では、ダイヤモンドの輝きを下記の4種類の要素に分けて 計測します。 1.ブリリアンス 2.ファイア 3.スパークル 4.シンメトリー それぞれの要素はダイヤモンドの輝きに対して異なった役割を持ち、その4種類の輝きをそれぞれ科学的に分析。 最終的には統合グレードとして1つの『輝きの評価』を示します。 4種類の輝きは5段階で評価され、最終統合グレードとしては9段階で評価します。
Brilliance ブリリアンス(ブリリアンシー)
ダイヤモンドに入射した光が内部で全反射し上部にそのまま返っていく、強い白色光です。 ダイヤモンドの眩い光を生み出す輝きです。
Fire ファイア(ディスパージョン)
ダイヤモンドで内部反射した光が、高い屈折率を持つダイヤモンドによって分光され、鮮やかな 虹色の輝きを放ちます。ダイヤモンド特有の輝きで、表情豊かなダイヤモンドらしい輝きを生み出します。
Sparkle スパークル(シンチレーション)
ダイヤモンドや光源が動くたびに現れる輝きで、キラキラした煌めきを生み出します。 動きのある様々な輝きで美しさを引き立てます。
Light Symmetry (ライト・シンメトリー)
ダイヤモンドの輝きの対称性です。ダイヤモンド全体からバランス良く対照的に輝きが生じているかを評価します。 バランス良く輝くダイヤモンドは最も美しいダイヤモンドの条件です。
Sarine Light Report(サリネライト レポート)輝きの評価書
輝きの評価書の見方
輝きの総合評価・・・4つの項目で出た評価の統合した最終的な輝きの評価を記載しています。
輝きの4つのパラメーター・・・ブリリアンス・ファイア・スパークル・ライトシンメトリーのそれぞれの計測結果をパーグラフにて記載しています。
レポートデータ・・・レポート日付、ID、カラットなどの基本情報が記載されています。
ダイヤモンド写真・・・ダイヤモンドそのものの測定時の写真を表示。
ホログラムシール・・・レポートにはSarine社のホログラムシールが貼付されており、レポートの信憑性を保証します。
ストーンナンバー・・・鑑定書ナンバーが記載されており、鑑定書との同一性を示しています。
QRコード・・・スマートフォンやタブレット等からデジタルレポートへアクセスするためのQRコードをレポートに搭載しています。
Sarineロゴ・・・ダイヤモンド評価の世界的ブランドであるサリネ社のロゴによって、このレポートが正確に測定された結果であることを保証しています。
婚約指輪として贈られるダイヤモンドは一生のうちに一回しか選ばれないダイヤモンドです。だからこそ、gardenはそのダイヤモンドを少しでも安心してお選びいただけるように、ダイヤモンドの輝きに拘りました。愛する女性に贈るからこそ、だれが見ても分かる美しさを持ったダイヤモンドお選び頂きたいという想いがgardenのダイヤモンドに込められています。