結婚指輪は、お店に買いに行って当日持って帰れるものは少なく、基本的には注文後に製作するケースがほとんどです。「オーダーメイド」と「セミオーダーメイド」という2種類の方法で製作されることが多く、それぞれにメリットがあります。そこで今回は「オーダーメイド」と「セミオーダーメイド」の違いと、どちらで作った方が良いのか比較してみました。
オーダーメイドとは
オーダーメイドとは、デザイナーもしくは、職人と打ち合わせをしながら、自分の好みに合わせて結婚指輪のデザインを決めることが出来る方法です。この場合、素材・リング幅・ダイヤモンドの数・表面加工など、全て決めることができるので、妥協せず好みの結婚指輪を作れます。
また、オーダーメイドの場合、ほとんどが”鍛造製法”で作られています。鍛造とは、職人が一つ一つ金属をたたきながら指輪に形成する製法です。指輪内部に含まれる気泡などを圧着させながら形成するため、金属の密度が非常に高くなり、変形しにくく丈夫で強い指輪になります。
▽鍛造製法の結婚指輪について
セミオーダーメイドとは
セミオーダーとは、既存のデザインを自分好みにアレンジする方法です。オーダーメイドのようにすべてを変更することは出来ませんが、素材・表面加工などある程度の決められた範囲の中から自分の好みで変更することが可能です。
お店によっては、ダイヤモンドの色やリング幅を変更できる場合もあります。ただし、すべてのデザインが変更できるとは限られませんので、一度お店のスタッフへ相談してみることをおすすめします。
▽失敗しない!結婚指輪の選び方
強度
指輪の強度を比較した場合、「オーダーメイド」の方がおすすめです。上記でもお話しした通り、オーダーメイドの場合、鍛造で作るため変形しにくく、丈夫なものになります。その強度は、一般的な指輪の約3倍と言われています。
▽鍛造製法にこだわるべき理由
金額
オーダーメイド…2本15万円~
セミオーダーメイド…2本7万円~
金額を比較した場合、セミオーダーの方が価格を抑えて購入することが出来るでしょう。セミオーダーは、既存のデザインがあるので、価格設定が定められています。その為、結婚指輪を10万円以内で購入することも可能です。一方、オーダーメイドの場合、作りたいデザインによって価格が大きく変動します。また、職人が一つ一つ手作りすること、使用する素材量が多いことなどが理由で、セミオーダーメイドに比べ金額が高くなりやすい特徴があります。
▽安くても満足のいく結婚指輪の選び方
納期
オーダーメイド…約2ヶ月~6ヶ月
セミオーダーメイド…約1ヶ月~3ヶ月
納期については、セミオーダーメイドの方が早く準備が出来るでしょう。オーダーメイドは、自分たちの作りたいデザインや打合せ回数などによって納期が変動します。結婚指輪を早く手元に欲しい方は、セミオーダーメイドの方がおすすめです。
自分に合った結婚指輪を選ぼう
「オーダーメイド」と「セミオーダーメイド」を比較してみましたが、どちらにもメリットがあることが分かりました。時間をかけて、自分たちのこだわりを詰め込んだものが欲しい!と言う方は、オーダーメイド。ある程度決められた中から選んでいきたい!という方は、セミオーダーメイドがおすすめです。これから探す方は、どちらのメリットの方が良いのかを考えてみながら探してみてくださいね。もし、両方気になるという方は、まずはオーダーメイド対応のブライダルリング専門店へ行ってみましょう。一度にオーダーメイドとセミオーダーメイドの話を聞くことが出来るので、イメージがしやすいですよ。
▽オーダーメイド対応のブライダルリング専門店