結婚指輪の製造方法は、大きく分けて鋳造(ちゅうぞう)と鍛造(たんぞう)の2種類があります。この2つは強度などが異なり、どちらもメリット、デメリットがあります。今回はそれぞれの特徴や選び方をご紹介します♪
鋳造リング
金属を高温で溶かし型に流し入れ、冷却して型から外す製法。“チョコレートを溶かして型に流し込むイメージ”
【メリット】
・デザイン的な制約が少ないので、複雑で繊細なデザインも実現できる。
・大量生産できる為、コストが比較的安い。
・サイズ直しや修理がしやすい。
【デメリット】
・溶かして固めただけなので強度が弱く、ゆがみやすい。
・金属を流し込む際に気泡が入ってしまい、表面に凹凸が出来やすい。
鍛造リング
金属を加熱して叩いたり圧力をかけ、金属を鍛えながら成型する製法。※金属には、叩いたり延ばしたり曲げたりすることで硬くなる性質がある。“刀匠が金属を何度も叩いて圧力を加え、強靭な刀を作り上げるイメージ”
【メリット】
・圧力を加える過程で気泡が少なくなるので、滑らかで美しい仕上がりになる。
・金属の密度が高いので、抜群の強度を誇る。
【デメリット】
・受注生産の為、時間とコストがかかる。
・デザイン的な制約がある。
・サイズ直しや修理が難しい。
鋳造は鋳物や鋳型の鋳、鍛造は鍛錬の鍛ですね。
☆デザイン重視なら鋳造
☆耐久性や品質を重視するなら鍛造
と考えるとわかりやすいでしょう。
ですが、一概に鍛造の方が優れているというわけではありません。鋳造でも厚みを持たせたり、素材を工夫することで強度を出すことも出来ます。
TAKEUCHI BRIDAL金沢タテマチ店では、専門スタッフがご要望にあわせてご提案させていただきますので、ぜひ一度足を運んでみてくださいね♪