ベビーリングってどんな指輪?
ベビーリング発祥のヨーロッパには「銀のスプーンをくわえてきた赤ちゃんは幸せになる」という言い伝えがあり、「一生食べ物に困らないように」「元気に成長してほしい」など願いを込めて銀のスプーンを贈る習慣があるのですが、時とともにカタチが変化して赤ちゃんのサイズで作る小さな指輪が一般的になってきました。
日本では「生まれてきてくれたありがとう」「ママへの出産記念に」などメモリアルジュエリーとして親しまれています。指輪と聞くと女の子だけに贈るイメージもありますが、男の子でも大丈夫なシンプルデザインもあります。
ベビーリングの選び方
①指輪のデザインを決める
↓
②指輪の素材を決める
↓
③セッティングする宝石を選ぶ
↓
④刻印を決める
デザイン
ベビーリングのデザインはシンプルなものから王冠タイプや婚約指輪タイプ、ハワイアンジュエリータイプなど様々あります。女の子なら王冠タイプや婚約指輪タイプのような可愛らしさが感じられるデザインが人気です。男の子ならシンプルなデザインはいかがでしょうか?
素材
ベビーリングの素材も様々あります。スプーンの場合はシルバーが定番ですが、ベビーリングであればK10やK18、プラチナがおすすめです。シルバー製はカジュアルでお手頃価格が好まれますが、ロジウムメッキをしていないと酸化しやすくそのまま置いておいておくと黒ずんできてしまいます。ゴールドやプラチナは酸化しないので、いつまでも輝きを失うことはありません。
セッティングする宝石
赤ちゃんの生まれた月の誕生石を入れるのが人気です。誕生石=守護石という意味もあることから赤ちゃんの成長を守ってくれる意味合いが込められています。その他にはパパ、ママの思い入れのある月の宝石にしたり、ダイヤモンド、ルビー、サファイヤ、エメラルドなど貴石と呼ばれる宝石や石言葉で選ぶ方もいます。
1月 ガーネット 真実・友愛
2月 アメジスト 誠実
3月 アクアマリン 沈着・勇敢・聡明
4月 ダイヤモンド 無垢・純粋
5月 エメラルド 幸運・幸福
6月 ムーンストーン 富・健康・長寿
7月 ルビー 情熱・愛・威厳
8月 ペリドット 夫婦の幸福・和合
9月 サファイア 慈愛・誠実
10月 トルマリン 安泰・忍耐
11月 ブルートパーズ 友情・希望・純白
12月 タンザナイト 成功
ベビーリングの刻印
ベビーリングによって刻印の文字数は大きく変わります。人気の刻印は誕生日+名前やイニシャル、出生時間、身長、体重などメモリアルジュエリーとして記念に残る刻印が選ばれています。その他には赤ちゃんに向けてのメッセージも素敵です。
ベビーリングの購入先は?
赤ちゃんが1歳になるまでや最初の誕生日に贈るのが主流なので、納期や刻印を考える時間を考慮して、お腹の大きなママや小さな赤ちゃんを連れて何件もお店を回るのはなかなか大変です。ネットでデザインなど絞り込むのがおすすめですが購入するのはちょっと待って。ネットショッピングがおすすめできない理由にベビーリングは案外、サンプルを見ないと大きさが分からない事や赤ちゃんのサイズに合わせて作れるお店があるので足を運んでサンプルをみて購入するのがベストです。