結婚指輪のデザインを選ぶ上で、素材選びは全体のイメージを決める大事なポイントです。最近は、カラーバリエーションが豊富なゴールド素材の結婚指輪が人気で多くのカップルに選ばれています。しかし、ゴールド素材は選び方や身に着け方によって、変色してしまう可能性があることをご存知ですか?
ゴールド素材の種類
ゴールド素材は、純度100%のK24(純金)から、K22・K18・K14・K10などがあり、金の配合量によって呼び方が変わります。純金は非常に柔らかく、変形などの恐れがあるため、結婚指輪の多くは別の金属を混ぜたK22・K18・K14・K10を使用します。また、その混ぜる金属(割金)によって、ピンクゴールドやホワイトゴールドなどの色味を作り出しています。
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なぜ変色する?
ゴールドは純粋なものであれば、変色することはありません。しかし、ゴールド素材の中に含まれる割金の配合量によって、温泉に含まれている硫黄や、入浴剤やシャンプーなどに含まれている硫化ナトリウムに反応して変色する可能性があります。また、ゴールドの表面に皮脂等が付着した状態で放置すると、皮脂が酸化し変色することもあります。変色してしまうのが不安な場合、上記のような場所やものを使用する際は必ず外しておくと良いでしょう。
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変色させないためにはどうすればいい?
上記でもお話ししたように、変色する理由には割金が関係します。変色が不安な方は、割金が少ないK18以上のゴールドを選びましょう。純度が高い場合、純粋なゴールドの割合が多くなることで反応しにくくなりますので安心して身に着けられます。
定期的なクリーニングを行う
さらに、変色を防ぐ方法として定期的なクリーニングを行うことをおすすめします。お店によっては、アフターメンテナンスでクリーニングサービスがあります。表面に付着した油脂や生活小傷の除去などを行うことで、ゴールドの結婚指輪いつまで綺麗な状態で身に着けることが出来ます。購入時にお店のアフターメンテナンスも確認しておくと良いでしょう。
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まとめ
人気のゴールドの結婚指輪ですが、選び方や身に着け方によって変色してしまうことが分かりましたね。ですが、K18以上であること、定期的にクリーニングを行うことで変色を防ぐことが出来ます。その為、ゴールドの結婚指輪を購入する場合は、ゴールドの純度とアフターメンテナンスを確認することをおすすめします。
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