意外と種類がある?!真珠ネックレスの選び方

【静岡】真珠ネックレスを選ぶ時、何にこだわる?花珠・調色・無調色…それぞれのメリットを解説

女性なら必ず1本は持っておきたい真珠ネックレス。用意しなくちゃと思っていても、「知識がないから選び方がわからない」という方は多いでしょう。そこで今回は、真珠の種類についてそれぞれのメリットをご紹介します。

真珠のきほん

まず、真珠に関する基本的な知識から解説します。真珠ネックレスは、唯一冠婚葬祭すべてのシーンで身に着けられるジュエリーで、あこや真珠、黒蝶真珠、淡水真珠(淡水パール)と呼ばれるものが大まかな種類とされています。

◆あこや真珠
一般的に多く選ばれている真珠です。日本で養殖されているものがほとんどで、日本の伝統品ともされています。色味や白いものから、クリーム色のようなものが多いです。冠婚葬祭どの場面でも身に着けられます。

◆黒蝶真珠
グリーン系のシックな色合いのものや、グレー系の色味の真珠は黒蝶真珠と呼ばれ、30代後半から着け始める方がほとんど。主に葬祭シーンで身に着ける方が多いです。

◆淡水真珠(淡水パール)
名前の通り、湖などの淡水で育つ貝から採れる真珠を指します。色味は非常に幅広く、ホワイトの他に、パープル、オレンジなどがあるため、様々なファッションに合わせやすいのが魅力です。大きさや形も様々で、おしゃれに身に着けられるます。悲しみの席での着用はNGですが、お祝いの席であれば問題ありません。

あこや真珠の種類とメリット

今回は、多くの方が必ず初めに用意をするとされているあこや真珠の種類について解説していきます。あこや真珠には大きく分けて、花珠真珠、調色真珠、無調色真珠の3種類があります。それぞれメリットも含めてご紹介します。

花珠真珠

あこや真珠の中でも最高品質のものと言われています。花珠と認定される真珠は、「テリ」「巻きの厚さ」「形やキズ」の品質がとても良いです。特に、巻きが厚く美しいテリ感を楽しめるのがメリット。また、傷がほとんどないものが選定されているので、自然界で形成されていることを考えると、非常に希少価値の高いものなのです。通常の真珠よりも高価ではありますが、誰が見ても分かる価格相応の美しさを楽しめるのが魅力と言えるでしょう。

調色真珠

真珠というものは、生き物が生みだす宝石です。そのため、ひとつひとつ色味や大きさ、形などが異なります。調色というのは、真珠の美しさの要素のひとつである「干渉色」を補完し、美しく見せるための処理のことで、約8~9割の真珠に施されています。人間でいうとお化粧のようなものであり、美しさが増すことや干渉色が強くなることがメリットと言えます。また、品質によって異なりますが、調色真珠は約5万円~購入でき、リーズナブルであるのも魅力です。

無調色真珠

無調色真珠は、調色の処理がされていない真珠ですっぴんの状態。ただ、核と真珠層の間に付着した汚れを取り除くシミ抜きという処理は行っています。無調色真珠のメリットは、真珠特有の経年変化が緩やかになること。調色真珠の場合は、染料の色素などが時の経過とともに抜けていくことで、色が変わってしまうことがありますが、真珠は経年変化が起こり得る宝石とされているため、止めることは難しいです。一方、無調色真珠の場合はすっぴんの状態のため、崩れるところがありません。真珠本来の光沢や色味を保ちやすく、経年変化が緩やかになると言われています。生涯身に着けられるアイテムなので、美しい状態を長く維持できるのは魅力的ですよね。

何を選ぶべき?

ご紹介した3種類の真珠について、結局何を選べば良いのだろうか…と悩む方もいらっしゃるかと思います。どのような点に魅力を感じ、こだわるかによって選び方は異なりますが、着ける人によって考えてみても良いかもしれません。

自分で身に着ける場合

ご本人の年齢によって異なりますが、成人の際に用意をする、初任給などで用意をするなど、大人の仲間入りをする立場として購入を検討している場合は、リーズナブルな価格帯の調色真珠を選ぶのも良いでしょう。しかし、20代半ば以降で用意を検討している方は、マナーに関してさらに問われる年齢のため、無調色真珠などの、品質の良いものを用意しておくことをおすすめします。

娘や孫にプレゼントをする場合

成人祝い、花嫁真珠というアイテムで贈り物として用意をする場合は、無調色真珠もしくは花珠真珠がおすすめです。特に花嫁道具として用意をする場合、家柄によりますが、相手の親御様や親族がジュエリーに詳しいことも考えられます。しっかりと準備を整えてお嫁に出すという両親の想いは、相手の家族にも伝わりますから、綺麗な状態で長く身に着けられるものを選ぶと良いでしょう。

婚約記念品として彼女にプレゼントをする場合

最近は、彼女から「着ける機会が無いから婚約指輪は要らない」と言われてしまったという男性が増えています。しかし、何かけじめとして贈りたいと考えている場合がほとんど。その際に検討されるのが真珠ネックレス。元々、婚約指輪の平均相場は36万円~50万円とされてるため、同等のものを贈るのが良いです。そのため、品質にこだわった無調色真珠などを選ぶのがおすすめです。より美しく、その美しさを長く保つ真珠を贈ることで、出産を経て子供のイベントがある度に身に着けることができます。家族の思い出を積み重ねていけるアイテムになること以外に、家族を代表して大切な行事に参加することも多いはず。品質の良い真珠ならば、そのような場面でも恥じることなく自信を持って参加ができるきっかけになるのではないでしょうか。

真珠業界の問題

ご存知の方も多いかもしれませんが、現在真珠の価格高騰が相次いでいます。その理由のひとつが、海水の環境と言われています。養殖の際、始めに稚貝と呼ばれる貝の赤ちゃんから育てていきます。しかし、温暖化や海水内でのウイルスなどの影響によって稚貝が大量死してしまったことがありました。そのため、そもそも養殖できる貝が少なく、少ない貝のなかから美しい真珠ができる確率はわずか。真珠の希少価値が年々高くなっていることから、価格も高騰し続けているのが事実です。そのため、用意を検討している方は早めに選ぶことをおすすめします。

よくある質問

Q:譲り受けた真珠ネックレスを使うのもありですか?
A:はい。なかにはお母様や祖母から譲り受けた方もいます。代々受け継ぐのも、家族の思い出が積み重なる素敵なことです。専門店でメンテナンスや長さの調整をしてもらうことで、自分用として身に着けられますよ。

Q:数千円で購入したものではダメですか?
A:絶対にダメということはないですが、ジュエリーに詳しい方やそうでない方でも、本物の真珠かどうかを見分けることができるため、場合によっては失礼に当たることもあります。大切な場面で身に着けたい場合は本物の真珠ネックレスを用意しておくのが好ましいです。

Q:贈り物で用意をする場合、必ず本人がいた方が良いですか?
A:いいえ、本人がいなくても問題はありません。もちろん、似合う種類は人によって異なりますが、大体の体格や身長、雰囲気などが分かれば似合うものを選定することは可能です。

真珠ネックレスを選ぶなら

ブライダルリング専門店TIARAでは、真珠ネックレスも取り揃えています。花嫁真珠、成人祝い、婚約記念品として多くの方にお選びいただいています。真珠の種類も幅広く比較をすることが可能です。購入を検討している方だけではなく、用意した方が良いのか迷っている方もお気軽にご相談ください。

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