結婚指輪をふたりだけのオーダーメイドで作れたら、とても魅力的ですよね。しかし、オーダーメイドと一言に言っても様々なオーダーメイドがあるので、選び方には注意が必要です。
セミオーダーメイドとフルオーダーメイド
ジュエリーの多くは、レディーメイド(既製品)・セミオーダーメイド・フルオーダーメイドと3タイプに分かれます。ファッションジュエリーなどは「レディーメイド(既製品)」が多く、その場で持ち帰ることが出来ます。ブライダルのジュエリーショップで取り扱っている結婚指輪は一般的には「セミオーダーメイド」が中心で、素材やサイズを選んで一から作っていきます。「フルオーダーメイド」とは、カタチの無いところから一から作るものになります。この「フルオーダーメイド」にも、さらに種類があります。
1.一つは希望のデザインで型を作り、そこに金属を流し込むタイプです。この場合、型(ワックス)はオーダーメイドで作りますが、そこからの製作は鋳造製法になります。型を作った後は完成を待つのみになります。
2.もう一つは、職人の手作業による鍛造製法のタイプです。職人が金属を溶かして成形し、叩いて鍛えます。強度のある結婚指輪や後々の追加工が出来る結婚指輪なら、こちらがおすすめです。
どちらのタイプも事前にしっかりと打合せをしてから製作をしていきますので、世界に一つのオーダーメイドが出来上がります。
▽参考記事:結婚指輪の選び方
途中確認で安心の鍛造製法
そもそも「オーダーメイド」と聞くと、希望通りに出来上がるのか、仕上がりを不安に思う方も多いかもしれません。打合せの段階で完成形の指輪がそこには無い為、ワクワクと同時に不安になりますよね。しかし、職人手作りの鍛造製法は『途中確認』をすることが出来ます。途中経過を見て、着けてみることでサイズにも安心し、完成をより楽しみに待つことが出来ます。
▽参考記事:「鍛造製法」について
一から作るオーダーメイドで注意するポイントは、完成まで安心して、あるいは楽しみに待ちながら、そのお店にお任せできるかどうかです。全てのオーダーメイドリングが途中確認ができたり、製作途中で細かな変更ができたりするものではありません。また、その後のクリーニングやサイズ直しなどのアフターサービスに対応してくれるかも重要な注意ポイントです。オーダーメイドであっても、永く着ける指輪だからこそ、作りから完成後のフォローまでしてもらえるお店が安心ですよね?
▽途中確認が出来て、その後も安心できるお店
▽参考記事:私たちは特別な結婚指輪にしました