入籍を控え、そろそろ結婚指輪の準備をしようとネットで検索していたら、たくさんの指輪のデザインが出てきました。ワクワクしながらいろいろなお店のホームページを読み進めていくと「鍛造」という渋めの文字が気になりました。どうやら指輪の製法の一つだそうですが、そこだけでなく他のお店でも紹介されていて、結婚指輪は丈夫で強度が高い「鍛造製法」がおすすすめだと書いてありました。そもそも結婚指輪に強度って必要なのでしょうか?
結婚指輪の強度
早速ジュエリーショップへ行ってみました。デザインはシンプルが良いと思っていましたが、実際にたくさんの指輪を試着させてもらうと、あれもこれも可愛いいものばかりで、目移りして迷ってしまいました。指輪を選ぶ上で、お店の方に、気になっていた「鍛造」の指輪とは、どんなものかを聞いてみました。
「鍛造」の指輪は、日本刀の製作と同じ製法で、金属を叩いて鍛える為硬くなり、丈夫で強度があるそうです。私が可愛いと思っていた指輪は細めで、型に金属を流して作る鋳造と呼ばれるものでした。指輪の幅や厚みは強度に影響をするので、幅の細い指輪を選ぶなら、「鍛造製法」の方がおすすめだと言われました。
指輪は変形するの?
私は結婚指輪はずっと着けるものなので、どの指輪も同じように丈夫なものだと思っていました。まさか、プラチナでも変形するとは思いもよりませんでした。金属の中でも、プラチナや金は柔らかい素材なので、「作り」というものが大切なんだそうです。
右側が変形している指輪です。左側は私が選んだ指輪です。並べて撮らせてもらいました。鍛造の結婚指輪はその他の鋳造のものに比べると「硬度(硬さ)」が3倍以上、「強度(丈夫さ)」が2倍以上あるようです。毎日着けるので、すぐ変形してしまうものよりも丈夫な指輪がいいなと思いました。
鋳造の結婚指輪でも、幅や厚みがしっかりとしていれば強度があるそうですが、私が選んだデザインは細めの幅でしたので、鍛造の指輪をお勧めされました。
▽幅も自由に選べる鍛造の結婚指輪
▽私が参考にした記事
プラチナは変形しないと思っていましたし、どれも丈夫さは同じだと思っていました。強度にこだわるという概念はありませんでしたが、結婚指輪が変形することもあると聞いて、「鍛造」の指輪に決めました。彼は指のサイズが19号と大きいこともあり、幅のある指輪を勧めてもらいました。実際に着けてみると、細い指輪はすぐに変形してしまいそうで、幅のあるものにしました。指のサイズによってもおすすめの幅があり、強度にも影響されるようです。こちらのお店の「鍛造」の指輪は自由に幅を変えられ、そんなところも「鍛造」の指輪に決めた理由です。
▽興味深い記事も読ませてもらいました
結婚指輪選びで大切なこと
永く身に着けるからこそ、結婚指輪選びで大切なのは着け心地と丈夫さで、デザインにこだわるのはその次だと知りました。恥ずかしいことに、プラチナならどれでも丈夫で安心だと思っていました。指輪のデザインや「作り」で強度が全く違う事を教えていただきました。こちらのお店の指輪は着け心地にもこだわって作ってもらえるので、これから指輪を選ぶ方には一度行ってみてもらいたいです。
▽私がお世話になった「FIRST DIAMOND静岡」