誰もに発症の可能性がある金属アレルギー。人それぞれ反応する物質は異なり、中にはプラチナやゴールドでも症状が出てしまう方もいます。では、そんな方は結婚指輪の着用を諦めなくてはいけないのでしょうか。今回は、金属アレルギーの方でも身に着けられる結婚指輪をご紹介します。
金属アレルギーとは?
金属アレルギーと聞くと、例えばプラチナの結婚指輪であれば、主となる金属のプラチナがアレルギー源であると考えがちですが、多くの場合はそうではありません。プラチナの結婚指輪には割金と呼ばれる5~10%別の金属を混ぜることで強度を高めています。プラチナの結婚指輪を着けていてアレルギー反応が起こってしまう方は、その割金に使われる金属のアレルギー反応を起こしている可能性が高いのです。金属アレルギーのメカニズムとして、直接皮膚に接触した金属が汗などの体液の成分と反応して溶け出し、イオン化して体内に入り込みます。それらがタンパク質と結合することによってアレルゲンとなる物質になります。溶け出して金属イオンになりやすいか、その金属イオンがタンパク質と結合しやすいか、が重要になります。
▼金属アレルギーについて
アレルギーが起こりにくい金属
〈チタン〉
イオン化しにくくアレルギーが起きにくい素材として広く認知されているチタンは、抽出や精錬が難しいことからレアメタルに分類されます。軽量で高強度なことに加え、耐食性・耐熱性を備えており指輪以外にも様々な分野で活用されています。
〈ジルコニウム〉
同じくレアメタルに分類されるジルコニウムは、金属の表面に形成される酸化被膜の構造によって鮮やかな発色加工が可能です。そんなジルコニウムもイオン化がしにくい素材として、医療やアクセサリーなど世界で取り扱われています。
〈タンタル〉
反射率が全ての金属の中で最も低いため、純金属としては最も黒いタンタル。人体に無害な金属とされ、人口骨や歯のインプラントなどにも広く使用されています。宇宙で2番目に少ない元素であり、レアメタルに分類されます。
▼チタンよりも黒い、タンタルってどんな金属?
レアメタルを使用した結婚指輪
ジルコニウムをはじめとするレアメタルを使用した結婚指輪を取り扱っているのは、大人気ブライダルリングブランド『SORA(ソラ)』。結婚指輪にカラー発色が出来るという斬新なデザインが、幅広い世代の人気を集めています。デザインは発色範囲が少ないシンプルなものからカラーの良さを最大限に活かしたデザインまで幅広く、自身の好みに合わせて選ぶことができます。また、カラー発色のないシンプルなデザインを好む場合は、ジルコニウムをカラー発色なしでの製作や、チタン、タンタルを選ぶのもおすすめです。SORAでは低アレルギー素材をいくつも使用している為、素材選びから楽しめますね。
▼SORAの結婚指輪、気になるあれこれ
SORAの結婚指輪はどこで見れる?
SORAは、全国の限られたお店でしか取り扱いがありません。静岡市では、静岡駅から徒歩圏内にある「ブライダルリング専門店ETERNAL静岡店」のみが、正規取扱店舗となっています。ETERNAL静岡店ではSORAの他にも全国的に取り扱いの少ないブランドを数多く取り揃えており、その中にはプラチナの中でもアレルギー性の低い素材を使用したブランドもあるようです。もし金属アレルギーに悩んでいる方は、結婚指輪の着用を諦めずに一度相談に行ってみてくださいね。
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