結婚指輪によく使用される金属と言えばプラチナとゴールドです。でもそれぞれの金属にどんな特徴があるのか知らない人も多いと思います。そこで、結婚指輪を探し始める前に知っておきたいプラチナやゴールドの特徴を知ることで「後悔しない結婚指輪」を二人で見つけましょう。
人気No1プラチナの基本知識
化学的に非常に安定であるため、装飾品に多く利用される一方、触媒としても自動車の排気ガスの浄化をはじめ多方面で使用されています。酸に対して強い耐食性を示し、酸化しにくいことからずっと身に着けても変色しないで白い色味のままです。日本名で「白金」と呼ばれているのでホワイトゴールドと間違えてしまう方もいますが、プラチナとホワイトゴールドは別の金属になります。プラチナはゴールドに比べると1/30ほどしか地上に存在しない希少性も魅力です。
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最近人気のゴールドの基本知識
純金は1cm3あたり比重が19.3gと非常に重く、表面は光沢のある黄色(金色)をしています。酸やアルカリに強いことが特徴であり、溶解しても金そのものの性質は変わりません。非常にやわらかい性質を持っており、1gあれば向こうが透けて見えるほど薄く、数m2の大きさまで伸ばすことがでることを利用して金箔が作られます。純金のままでは柔らかいので硬い金属を混ぜ合わせて合金にすることで耐久性のあるジュエリーになります。
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ホワイトゴールドって変色するの?
「金は変色する」って聞いたことありませんか?純金のままではジュエリーに向かないので、他の硬い金属を混ぜて合金にします。宝飾品でも多く使用されるホワイトゴールド(白色金)は本来、生成りのような黄色味を帯びたゴールドなのですが、表面にロジウムという白色の金属で表面加工(要するに、めっき)を施すと、プラチナのような白色で光沢感のある「ホワイトゴールド」が完成します。「ホワイトゴールド」の名称で販売されている世界中のほとんどの宝飾品は、だいたいロジウムめっきの加工がされています。その加工が取れてくると地の色が出て変色したかのように誤解されることもしばしあります。あくまでも変色ではなくめっき加工が取れて色が変わったように見えるのがホワイトゴールドの特徴です。ですが、最近ではめっき加工をしなくてもプラチナに近い黒味を帯びたホワイトゴールド(ブラックゴールドとも呼ばれる)があるのでお店の方に聞いてみましょう。
次回はプラチナとゴールドの基礎知識②
▽今回、プラチナとゴールドの基礎知識を教えてもらったお店
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