いつかは必要だと思っていても、着ける機会がないと中々購入まで検討できない真珠のネックレス。冠婚葬祭の中でもお悔やみ事で着ける印象が強い為、参列することが少ない若い世代ではまだ必要ないと思われるかもしれません。しかし、真珠のネックレスを入籍までに用意した方が良いのには理由があります。
▽参考記事
嫁入り道具としての真珠ネックレス
娘をもつ親が、嫁いでいく娘へ持たせる「嫁入り道具」の一つに真珠のネックレスがあります。嫁入り道具とは、結婚してから新生活で困らない様に仕度するもので、真珠ネックレスの他に寝具や桐のタンス、着物、喪服などが挙げられます。最近では着物を着る習慣がなくなってきており、桐のタンスや着物を支度する方は減りましたが、喪服と真珠のネックレスは現在でも「嫁入り道具」として必要なものです。
結婚と共に親族が増える
また、結婚を機に親戚が倍になる為、慶びの席も哀しみの席も倍になります。ご近所付き合いや職場の付き合いの中でも、そういった慶びや哀しみの席に出席しなければいけないことも増えます。故人への敬意を表す真珠のネックレスを身に着けることが大人の女性のマナーです。お祝い事とは違って、お悔やみ事はある日突然ということが多いので、すぐに身に着けられる様にしておかなければなりません。真珠のネックレスは毎日使用するものではありませんが、一つ持っておくことがおすすめです。
人生の中での真珠ネックレスの使用場面
着けないからまだ要らないと考える方の理由には、お悔やみ事以外に着けるシーンが想像できないことにあります。真珠は「人魚の涙」という言い伝えがあります。「慶びの涙・哀しみの涙」を表すと言われており、着用するのは哀しみの席だけではありません。真珠のネックレスを結婚前のタイミングで用意すれば、多くのお祝いの場面で着用できるのです。
【両家の顔合わせ】相手のご両親に合う場合は洋服やアクセサリーに気を使いますよね。セミフォーマルなどの洋服に合わせるネックレスやピアスなら、真珠でコーディネイトすると上品です。
【結婚式】真珠の宝石言葉には「純粋無垢・健康・富」などがあり、大切な人を寄せ合い、愛し合う象徴とも言われます。純白のウェディングドレスには最もふさわしいジュエリーです。
【子供の入学・卒業式】保育園の入園式から始まり、高校の卒業式まで、お子様の成長とお世話になった方への感謝の気持ちを真珠に込めて身に着けます。
入籍前までに用意した方が良い理由
真珠のネックレスは人生の節目のタイミングで身に着けなければならないことが多くあります。せっかく用意するならお祝い事から使い始めたくありませんか?入籍前に用意した方が良い最大の理由は最初に自分のお祝いの席で身に着けられるからです。彼の家への挨拶や両家の顔合わせ、ご自分の結婚式など、人生最大のセレモニーで身に着けられるように、真珠のネックレスを入籍前に用意しませんか?
▽参考記事
▽真珠ネックレスは種類豊富な真珠専門店で選ぶことがおすすめ