前回はプラチナの違いや特徴についてお教えしましたがいかがでしたでしょうか?日本ではプラチナの結婚指輪が良く選ばれていますが、海外ではゴールドの結婚指輪が主流の国もあります。今回は最近日本でも注目を集めているゴールドの違いや特徴を学びましょう!
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ゴールドは色のバリエーションがある!
ゴールドのカラーバリエーションで有名なのはイエローゴールド(YG)ピンクゴールド(PG)ホワイトゴールド(WG)の3色なのではないでしょうか?日本ではK18(18金)と呼ばれる純度75%の合金がジュエリーとしてよく使われます。硬い金属を25%配合するので色味をコントロールすることが可能になります。イエローゴールドは一番オーソドックスな色味で年齢問わず人気があり、ピンクゴールドは優しく肌なじみの良いカラーなので女性人気があります。ホワイトゴールドはプラチナの代替品として様々なジュエリーに使用されてきた歴史があります。職人のいるオーダーメイドジュエリー専門店などではオリジナルゴールドとしてお店独自の配合でカラーバリエーションを増やしているところもあります。黄色味を抑えた上品な色味のシャンパンゴールドやクールな印象のブラックゴールドなどゴールド人気の追い風となっています!
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プラチナより高価って本当ですか?
以前はプラチナの価値はゴールドの1.5~2倍!という時代が長く続いていましたが、ここ数年でその価値が入れ替わってきています。約20年前の価値と比べてみましょう!
プラチナとゴールド1gあたりの価格
2000年 プラチナ 約1600円 金 約1000円
2020年 プラチナ 約4000円 金 約6800円
ここ20年でプラチナは約2.5倍、ゴールドは約7倍!と金属の価値はどんどん上がっています。ゴールドの価値が上がる要因としては世界経済の見通しの不透明さが挙げられます。株や紙幣の価値は経済状況で価値がなくなる可能性がありますが、ゴールドは「有事の金」とも呼ばれていて必ず価値が付くものなので安全資産として買いが殺到します。去年から続いているコロナウィルスによる経済不安の影響もありゴールドの価値は益々上がる気配さえします。昨年に引き続き価格改定を考えているブランドもありますのでゴールドの結婚指輪を検討している方は早めの購入をおすすめします。
結婚指輪としての強度は大丈夫?
純金(ゴールド)は純プラチナに比べると硬度は下がりますが、前回お教えしたようにジュエリーにする場合には硬い金属を混ぜて合金にしてから製品化します。そうなるとプラチナ製品に比べるとゴールド製品の方が硬度が高くなる傾向にあります。中でもピンクゴールドはその硬さ故にサイズ直しが出来ないブランドもあるくらい。ピンクゴールドには硬度の高い銅を多く含む事で赤味を出していますので製品になると硬くなります。ゴールドの結婚指輪は変形しやすいと思っている方も多くいますが、ゴールド自体の強度の心配はしなくて大丈夫です。ただし、結婚指輪の強度には金属の硬さだけでなく厚みやデザインなども関係してきます。
▽強度のある結婚指輪とはどんな指輪?
次回はプラチナ製おすすめの結婚指輪
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