前回はプラチナとゴールドの性質など基礎知識をお伝えしました。まだまだプラチナとゴールドについて知って欲しい事があります。今回はジュエリーショップで扱っているプラチナの性質や特徴をお伝えします。
▼プラチナやゴールドの基礎知識①はこちら
プラチナ900とプラチナ950の違いは?
前回の記事でもお伝えしましたが、プラチナは酸化しないことや科学的に非常に安定性のある金属のため貴金属に多く使用されます。純プラチナの硬度はそこまで高くは無く、ジュエリーに加工する際には硬さを出すために他の金属を混ぜて合金にしてから加工します。その際、ブランドによってプラチナ純度が変わります。プラチナ900=プラチナ90%、プラチナ950=95%と見た目はほぼ変わりませんが、プラチナの含有量が変わります。プラチナはゴールドに比べると地上に存在している量が極端に少ない希少性のある金属になりますので、プラチナ950の方が希少性は高いと言えます。ただ硬さで言えばプラチナ900の方が一般的には硬度が高くなります。
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混ぜる金属で硬さが変わるって本当?
同じプラチナ900でもブランドによって硬さは変わります。ジュエリーで一番多く使用されているプラチナ900ではパラジウムを混ぜた合金が一般的です。パラジウムはプラチナと同じ白金系の金属で、プラチナの最大の魅力である色味を損なうこと無く硬さが出せます。最近ではより強度を高めるために希少金属であるイリジウムやルテニウムなど配合した独自のプラチナを使用したブランドもあります。なのでプラチナ950でもプラチナ900より硬度が高い結婚指輪もあります。
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結婚指輪に強度は必要なのか?
ある程度普通に生活して行くのであればそこまでの強度は求めなくても大丈夫!お休みの時だけ身につける方と仕事中ずっと身につけている方では必要な強度は変わってきます。特に男性は力仕事をしている方や、もともと握力が強いなど強度が必要な方が多いと思います。ファッションリングとは違い長い時間身に着けていく結婚指輪なので、ご自分に合った強度の結婚指輪を見つけましょう。
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