結婚指輪のデザインを選ぶ上で、素材選びは全体のイメージを決める大事なポイントです。日本では、結婚指輪＝プラチナというイメージがありますが、海外ではゴールドが主流だということをご存知ですか？最近では日本もグローバル化が進み、結婚指輪にゴールド素材を選ぶ方が年々増えているようです。そこで、どちらの素材がおすすめなのか、ポイントごとに比較をしてみました。
〈比較するポイント〉
・色味の種類
・強度
・素材別の着用イメージ
色味の種類
王道のプラチナと個性を引き出すゴールド
【プラチナ】
「白金」とも呼ばれるプラチナは、白い輝きが特徴の金属です。プラチナは銀白色の一色のみ。その理由は、結婚指輪に使用されるプラチナの配合率は90％（Pt900）又は95％（pt950）がほとんどな為、カラーバリエーションを増やす事が難しいようです。反対に、90～95％がプラチナということは別の素材がほとんど混ざっていないということなので、非常に高品質な素材と言えますね。
【ゴールド】
一方でゴールドは、イエローゴールド・ピンクゴールド・シャンパンゴールドなどカラーバリエーションが豊富です。日本の結婚指輪に使われているゴールド素材は、75％（K18）の金と25％の割金によって出来ているものが多いので、混ぜる素材によって色味に違いを出すことが出来ます。ゴールドの中でも色味によってイメージは大きく変わるので、自分に合った素材選びが楽しめるのが嬉しいポイントですね。
▽素材でオリジナリティを出したカップルの体験談
強度
【プラチナ】
実は、プラチナは本来非常に柔らかい素材なので、結婚指輪として加工する際にはパラジウムやルテニウム・イリジウムなどの金属を混ぜるのが一般的です。プラチナの純度が高いほど高品質だといわれていますが、その分強度は劣ります。
【ゴールド】
プラチナと同じく、ゴールドのみを使用した純金属（K24）ではとても柔らかいので、結婚指輪には銀や銅を混ぜて強度を高めている『K18』が使われています。また、他の金属をさらに多く配合したもの『K14』『K10』などもありますが、数字が下がるにつれてゴールドの配合率が低くなるのでゴールド本来の色が薄くなるという特徴があります。
プラチナとゴールド、強度が高いのは？
プラチナとゴールドは、元々どちらも柔らかい金属であることが分かりました。しかし、割金と混ぜ合わせることで結婚指輪に相応しい素材に仕上がっているので、Pt900（Pt950）とK18では強度に大きな差はなく、どちらでも安心して使用できそうですね。
素材別の着用イメージ
上品で落ち着いた印象のプラチナ
【プラチナ】
プラチナの結婚指輪はダイヤモンドと非常に相性が良く、輝きをより引き立ててくれるので身に着けている人に上品な印象を与えてくれます。また、白く美しい輝きが肌を明るく見せてくれるので、色白な方には特によく似合う素材です。
▽実はプラチナにも種類がある？
オシャレな印象のゴールド素材
【ゴールド】
ゴールド素材は派手な印象を持つ方が多いかもしれませんが、実は日本人の肌に馴染みやすい色味なのです。特にピンクゴールドは肌馴染みが良く、オシャレ上級者のような好印象を与えてくれます。豊富なカラーバリエーションで個性を出したい方や、健康的な肌色の人に良く似合う素材です。
▽個性を出したい方におすすめの関連記事
強度面ではどちらの素材も安心して使用出来そうなので、シンプルで落ち着いた印象にしたい方はプラチナ、ふたりの個性を楽しみたい方にはゴールドの結婚指輪など、自身に合わせて選ぶのがおすすめです。自分に似合う素材が分からないという方は、セレクトタイプのブライダルジュエリーショップで試着をしてみると良いですよ。セレクトショップならどちらの素材も取り扱っているため、1店舗の中で見比べやすいのでおすすめです！
▽オリジナルのゴールドを扱うセレクトショップ
