愛犬や愛猫との悲しい別れのあと、その遺骨を入れたメモリアルジュエリーを身に着ける「手元供養」が、ペットを飼う方々の間では話題となっています。ペンダントや指輪などアイテムは様々ありますが、多くのメモリアルジュエリーはその素材や作り方から防水加工はされておりません。そうなると、汗や水に弱いため、日常的に身に着けるにはシチュエーションを選んでしまいますよね。家族同然のペットの遺骨ジュエリーを身に着けるなら、毎日一緒にいたいですよね?防水加工がしっかりとされたメモリアルジュエリーはあるのでしょうか?
▽参考記事:ペットの終活について
メモリアルジュエリーの素材
メモリアルジュエリーに使用される素材には、樹脂(レジン)、ステンレス、プラチナ、ゴールド、シルバーなどがあります。
【樹脂(レジン)】は硬化することで透明になる為、中の遺骨が見えることでも人気です。しかし、温泉の成分や紫外線に弱く、また経年劣化しやすい素材です。
【ステンレス】は金属アレルギーの出にくい素材の為、アレルギーで悩んでいる方にはおすすめです。しかし、硬く加工がしにくい素材の為、限られたデザインが多いでしょう。デザインを考えると、おすすめなのはプラチナやゴールドです。
【シルバー】は比較的安価に作ることが出来、人気の素材です。時間の経過で錆びたり黒くなったりする為、ほとんどのシルバージュエリーはメッキ加工がされています。しかし、このメッキも経年ではがれてしまうこともあります。柔らかい素材の為、指輪の場合は変形しやすいでしょう。
【プラチナ・ゴールド】金もプラチナも化学変化に強く、永く身に着けるにはおすすめの素材です。また、多くのジュエリーでも用いられているように、細かなデザインで作ることが出来ます。最近では肉球刻印をしたり、メッセージを刻んだオーダーメイドの遺骨ジュエリーが注目されています。
▽参考記事:素材から選ぶ遺骨リングについて
どの素材がおすすめ?
ゴールドやプラチナは、40年・50年身に着ける結婚指輪に使用されていることからもわかるように、汗や熱に強く耐久性があります。また繊細なデザインが可能です。愛犬や愛猫の場合は肉球を刻印したり、生まれた日や亡くなった日を刻印したりと、細かなデザインを作ることが出来ます。
▽参考記事:遺骨ジュエリーにおしゃれなデザインはある?
防水加工がされているものがおすすめ
プラチナやゴールドで製作されたメモリアルリングは通常の指輪と同じ様にしっかりと防水加工がされています。その為、毎日肌身離さず着けていられます。オーダーメイド専門店であれば、肉球を刻印したりオリジナルデザインにしたりと、オンリーワンのデザインで楽しかった思い出を形に残すことができます。悲しい別れの後も身に着けることでずっと一緒にいられるメモリアルジュエリーだからこそ、汗や水を気にせず身に着けられる防水加工がされたものがおすすめです。
▽参考記事:遺骨リングでおすすめのお店