5年前、父が亡くなりました。当時、母と姉、私の3人は父の遺骨を入れたペンダントを作りました。事前に考えていたわけではなかったので、急に思い立ちネットで調べて遺骨を入れられるペンダントを3つ購入しました。自分でペンダントに遺骨を入れるタイプで、納骨の前に骨壺から少し粉になった遺骨を出して納めました。父の一周忌や三回忌、お墓参りに行く際には身に着けています。筒状のペンダントで、防水ではないので汗をかいたり、雨の日の装着は控えるようにと注意書きがあったので日常的には着けておりません。
初めて知った遺骨リング
最近になって友人の愛犬が亡くなり、遺骨ジュエリーの相談を受けました。父の遺骨ペンダントを見せながら、他にもどんなデザインがあるのか調べてみると、「メモリアルジュエリー」には指輪やペンダントなど、ファッションジュエリーにしか見えない素敵なデザインばかりでした。あの時、もっと調べればよかったと後悔したくなるほどです。早速、友人の付き添いでメモリアルジュエリーを取り扱うお店に行ってみました。
▽参考記事:遺骨リングに必要なもの
伺ったお店はオーダーメイド専門店の「FIRST DIAMOND静岡」。最近は人だけでなく愛犬・愛猫のメモリアルジュエリーを作る方が増えているようです。こちらのお店は県外からも多数訪れるのだとか。指輪やペンダント、バングルなど様々なアイテムを実際に見せていただきました。友人は毎日身に着けられるものにしたいと、指輪にすることにしました。愛犬の写真を持っていき、肉球やシルエットの刻印を入れてもらうようです。
▽参考記事:静岡のメモリアルジュエリー専門店
作り替えて毎日身に着けられるように
私のペンダントは防水ではないので普段身に着けられないことをお店の方に伝えると、メモリアルジュエリーを新たに作り、遺骨を入れ替えられると提案してくれました。指輪でもペンダントでも、しっかりと防水加工がされているので、毎日身に着けられ、お風呂に入ることも問題ないようです。せっかく父の遺骨を持つのなら、供養できるように身に着けられるものの方が良いと思い、メモリアルジュエリーを作り替えることにしました。デザインはハワイアンジュエリーに一目ぼれ。元々ハワイアンジュエリーが欲しいと思っていたこともあり、ファッションジュエリーとしても身に着けやすいデザインにしました。指輪の内側には遺骨を入れ、父の筆跡を刻印してもらいます。この5年間、ほとんど身に着けることができなかったので、これからは毎日身に着けたいと思います。
▽参考記事:ハワイアンジュエリーのメモリアルジュエリー
遺骨ジュエリーを作り替えることが出来るなんて思ってもいなく、友人に付き添ったおかげで素敵な遺骨リングを作ることが出来そうです。もし手元に遺骨を持っている方がいたら、防水加工のメモリアルジュエリーは毎日身に着けられるのでおすすめです。オーダーメイド専門店ならデザインも自由に決められるようですよ。興味のある方は予約して相談に行ってみてください。
▽FIRST DIAMOND静岡