大人の女性の証である真珠のネックレス、ダイヤモンドのように明確な鑑定が無い真珠ですが、実際販売されている商品を見るとダイヤモンドと同様に自然界から採れる産物の為その価格帯もピンキリ。その中で花珠真珠という鑑定基準があります。この花珠真珠=最高品質という認識で判断されている方もいらっしゃるかもしれませんが、実はそれが全てではありません。今回はその花珠真珠の基準と、良質の真珠を選ぶポイントを解説いたします。
花珠真珠とは
ホワイト系アコヤ真珠の中で最高品質の真珠に与えられた呼称です。本来は美しい真珠を指すものでしたが、1990年代から真珠の鑑定の判断基準として使われるようになりました。
花珠=最高品質とは限らない
昨今、アコヤ真珠のネックレス等の販売において、「花珠」という日本の真珠業界において大切な用語が、本来の意味からかけ離れた意味で使用されている状況がみらている様です。「花珠」というネームバリューを使って真珠を適正価格ではない金額で販売されいるケースがあり、一概に「花珠真珠」=「最高品質」ではない事を認識する必要があります。
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高品質真珠を選ぶポイントは?
そのポイントは単純ですが、実際の真珠をご本人のその目で見比べることが大切です。一見して同じように見える真珠もテリと呼ばれる表面の光沢具合や色目など、見比べると明らかに違いがあります。
■調色真珠と無調色真珠
明確な違いが【調色真珠】か【無調色真珠】の二つです。【調色真珠】はその名の通り、より綺麗に見えるように色付けされた真珠です。一方で【無調色真珠】は、手を加える必要がない美しい真珠です。無調色真珠は、経年劣化に強く耐久性にも優れています。
■産地と浜揚げ時期が分かる
販売店によっては、真珠の産地やいつ海から浜揚げされたものなのかを明確にして販売しているお店もごく稀にある様です。真珠は海外からの輸入品もあり、国産の真珠に比べると品質が下がるものが多く、国産の産地証明が明確なのは高品質な真珠であるポイントにあります。また真珠は唯一宝石の中で経年劣化していく宝石です。その為、鮮度が非常に重要なポイントとなり、その真珠がいつ採れたものなのかが明確に販売されていることも安心して購入できるポイントになります
■越物(こしもの)
1年以上海の中で養殖された真珠を【越物】と呼ばれます。養殖期間が長い場合、感染症や自然災害のリスクがある一方で、真珠の輝きテリに関係する巻厚の真珠を育てることが出来ます。越物真珠は上質な真珠である証明になることは間違いないでしょう。
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その中でもより上質なもの
上記の条件を満たしたパールの中でもより上質なパールが存在します。【Very Good ベリーグッド】や、最高評価は【Excellent エクセレント】と呼ばれ、より上質なパールはその巻厚から艶のある輝き、色、美しい連相から評価されます。一見同じように見える真珠もその目で見てみると確かな違いがあるはずです。
▽上質な宇和島産無調色真珠の全て
【花珠】という名前に惑わされず、明確に判断できる真珠のポイントを抑え本当に上質な真珠をお買い求めください。
▽花嫁道具真珠の選び方
▽宇和島無調色真珠取扱店