故人を悔やむ大切な時間となるお葬式。参列するうえで細かなマナーがありますが、分かっていたようでしっかり理解していなかった、なんてこともあるかと思います。特に女性からは「どんな真珠ネックレスを着けるのが失礼にならないのか…」という疑問の声を多く耳にします。そこで今回は、お葬式の参列時に着ける真珠のマナーについて解説します。
長さやデザイン
まず、お葬式で着ける真珠ネックレスは1連のものに限られます。2連以上の場合「不幸が重なる」ことを連想させてしまうからです。また、悲しみが長引かないようにという意味から、ロングタイプも避けた方が良いです。
▽真珠ネックレスを着けるタイミングはいつ?
葬儀に着ける真珠の色
葬儀に着ける真珠の色は、控えめなものを選びましょう。なかでも定番は白い真珠。一見、葬儀では華やかに見えてしまうんじゃないかと感じるかもしれませんが、白い真珠の場合は冠婚葬祭すべての場面で着けることができます。最近では白真珠以外に、黒真珠を着ける方も多いです。ただ、色付きの真珠でもピンクやゴールドのタイプは華やかに見えてしまうため、葬儀には適していません。
▽いま注目されている「無調色真珠」とは?
真珠の大きさ
真珠の珠は大きいものから小さいものまで豊富にあります。珠のサイズによって印象が大きく変わり、特に大きいものはシンプルであっても華やかに見えます。お祝いの席なら大きいものが良いですが、葬儀の場合は控えめな大きさを選ぶのが基本です。珠のサイズは7.0㎜から8.5㎜が一般的。ただ、形が不揃いな淡水パールなどはカジュアルに見えてしまうため避けた方がいいです。
▽真珠ネックレスは自分で購入するの?
自分の真珠を用意をしておきましょう
今回ご紹介したように、真珠の着け方やデザインによってマナー違反となってしまう場合があるため注意が必要です。まだ真珠ネックレスを持っていないという方はまず、どの場面でも着けられる白真珠を用意するのがおすすめです。突然の参列があっても大丈夫なように、自分の真珠を用意しておきましょう。
▽静岡市でおすすめの真珠専門店