女性の必需品と言われる真珠のネックレス。特に結婚後は冠婚葬祭の席に参列する機会が増えるため、多くの方が結婚のタイミングで真珠ネックレスを用意します。その際、よく耳にするのが「どこのお店で選べば良いのか分からない」「何を基準に選ぶべきか分からない」という悩みです。できれば買い替えの必要のない1本を選びたいですよね？そこで今回は永く身に着けるのに相応しい真珠ネックレスの選び方を紹介します。これから用意する方は参考にしてみてください。
お店選び
真珠ネックレスは購入する場所も重要です。
真珠ネックレスは百貨店やネット、専門店で購入することができます。百貨店はブランド品が多く、高価なものが並びます。知名度などにこだわりたい方におすすめです。ネットではすぐに購入ができるメリットがありますが、万が一糸が切れてしまった場合などにメンテナンスが受けられないという心配があります。専門店の場合、品質も価格も幅広く取り揃えている為、予算や希望に合わせて購入することができます。初めて真珠ネックレスを選ぶ場合は、品揃えの豊富な店で実際に試着をして比べてみることがおすすめです。また、購入後のメンテナンス（糸替えやクリーニングなど）の対応がしっかりとしているところで選ぶことも重要です。
真珠ネックレスの品質
身に着ける場面によって着けるべき真珠は異なります。
真珠には大きさや色など７つの品質要素があり、ネックレスに仕立てた際の美しさや価値に影響します。
大きさ
冠婚葬祭で身に着ける真珠ネックレスの珠の大きさは7.0㎜～9.0㎜のものがおすすめです。人それぞれ身長や体格、雰囲気によって似合うものが異なるため、実際に試着をして自分に似合う大きさを選びましょう。
〈身長による 大きさの選び方の例 〉
- 身長150㎝以下～160㎝の方：7.0～8.0㎜
- 身長160～165㎝の方、それ以上の方：7.5～9.0㎜
色
白いあこや真珠の場合、全て同じ白い色に思うかもしれませんが、イエロー系、ホワイト系などの真珠本来の色と、光の反射によって現れるピンク系、グリーン系の色があります。
形
自然環境で育まれる真珠はその環境より形も様々になります。あこや真珠は一般的に丸く真円に近い珠が高品質と言われています。
巻き
真珠層の厚さを「巻き」と言います。「巻き」は真珠の価値を左右する大切な要素で、厚いものほどテリが優れたものになります。
テリ
真珠の光沢や輝きを「テリ」と呼びます。「巻き」と大きく関係し、真珠層の厚みの均一性でテリの美しさが変わります。
キズ
真珠は貝が作り出す宝石です。形が形成されていく過程でできるシワやへこみ（えくぼ）をキズと呼びます。真珠ネックレスを選ぶ際にはよく見てキズの有無も確認しておきましょう。
連相
ネックレスに仕立てた際の珠の揃い方を連相と言います。より美しいネックレスに仕上げる為、大きさ、色、形、テリ、巻きを何回も繰り返して組み合わせて整えていきます。
品質
左：巻きが薄い真珠 右：巻きが厚くテリの強い真珠
生涯必要となるからこそ、綺麗な状態で永く着けられることも非常に重要です。品質を見極めるポイントは「大きさ」「キズ」「形」「テリ」「色」「巻き」「連相」の7つ。特に注目していただきたいのが巻きです。質によって異なりますが、巻きが厚いほど重厚感のある真珠に仕上がりテリが強くなります。写真のように、巻きが薄いものと比べると印象が全く異なりますよね。このテリによって、周りの方からも良い真珠なのかどうかが分かるほどなのです。
▽真珠ネックレスをけていないとマナー違反？！
真珠は一人一人似合うものが違う
真珠は実際に試着をして選ぼう
静岡市の真珠専門店「LUCIR-K（ルシルケイ）」では、実際に試着をしながらプロのスタッフが似合う真珠ネックレスのアドバイスをしてくれます。品質の違いや自分に合う長さなど、真珠選びは違いが分かりにくいという方もいる為、親身になって相談に乗ってくれるスタッフがいれば安心して選ぶことができますよね。また、永く身に着けるものだからこそ、豊富な数の中から着け比べてみることも大切です。現在真珠は海水温の上昇など様々な影響を受け、養殖の貝も育ちにくいという危機的状況になっています。品質の良い真珠は年々減少し価格が高騰している為、これから真珠のネックレスを用意しようと考えている方は早期に購入することをおすすめします。
▽静岡で真珠を選ぶなら種類豊富な「LUCIR-K」がおすすめ
